博報堂の生活総研が、首都・名古屋・阪神在住の20〜69歳の男女の消費者を対象に実施した「来月の消費予報」によると、3月の消費意欲指数は45.1点で、前月比は4.4ポイント上昇したものの、前年比は▲1.8ポイントとなり、3月としては過去最低値となった。3月の消費意欲指数は、2013年・2014年はともに50点を超え、季節の変わり目で意欲が高まる月だったが、消費税増税後の2015年以降は46点前後が続いている。

 また、特に買いたいモノ・利用したいサービスがある人の割合は、全体では前月比+2.7ポイント、前年同月比▲3.1ポイントの24.7となった。なお、消費意欲指数は、博報堂生活総研の調査パネルの一般生活者1500名に対し、「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(3月)の消費意欲は何点ぐらいか」と質問したもの。

 消費意欲指数の理由(自由回答)をみると、「春物衣料が欲しい」(2017年3月82件→2018年3月50件)という声が減少したほか、「意欲はあるが、今は様子見」(2017年3月79件→2018年3月90件)という声も若干増加している。また、特に買いたいモノ・利用したいサービスについても、「旅行」が前年比▲24件となっており、記録的な寒波の影響もあってか、春らしい消費への意欲が高まっていないようだ。

 男性の消費意欲は1月が44.6点、2月が37.9点と低調だったが、3月も男性が足を引っ張っている(41.7点、女性との差は▲6.8ポイント)。 一方、女性20代(54.4点、前年比+3.8ポイント)、女性30代(50.5点、前年比+0.1ポイント)は昨年12月以降、比較的安定した消費意欲指数を示し続けており、4月以降の消費意欲はこれらの層がどこまで牽引するかによって変わってきそうだ。

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